最近、プチ整形とか、よく聞く言葉です。少しだけの整形ということですね。

今回の提案は、学力に差がつくプチ勉強法です。

ここで、プチの意味は、一週間に、１回５時間の勉強ではなくて、１時間の勉強を５回とか、３０分を１０回のように小分けに勉強する学習法です。小分けは、記憶が忘れににくいので、効果的なのですが、学力低下の学生さんの多くは，後でまとめてが好きで、この小分けが苦手なのです。（個別指導での私の経験より）

例えば、２分あれば単語の１つを書くことは、フリーハンドでもできますから。もちろん、歩きながらとか、何かの作業中は禁物です。その本来の行為に支障が出ますから、よくありません。安全が確保できる自由な時間が少しあれば、プチ勉強すること。これが秘訣です。

静かな部屋、決められた時間、テキスト、ノート、ペンなど、準備万端で勉強することだけではありません、勉強は５分さえあれば、気楽にできる。これがプチ勉強法です。

この毎日の少しの空き時間で、このプチ勉強ができると、学力が飛躍的に伸びるのです。それは、試験前だから、がんばるぞ、ではなくて、日々のプチ勉強をすること。つまり、一度勉強をはじめると、やる気が増して、それで終わるだけではなくて、プラス５分、１０分・・と勉強が長くなるもので、この繰り返しで学力が伸びるのです。

この毎日の蓄積で、クラスで一番の成績も夢ではありません。反対に、勉強を後まわしにすると、忘れたころの勉強で、何がなんだかわからなくなり、効果が低下するのです。これは、注意しなければなりません。