勉強は、
自分で興味をもつ➡自分で考える➡自分で記憶する
これが、理想で、ベストです。
反対は、
自分は興味がない➡先生などから考えましょうと指示される➡試験のために義務として記憶する
後者は、自分が勉強に興味がないところからスタートしています。そのために、勉強は苦労している学生に出会います。それでも、努力するのは当たり前で、がんばるのが一般論です。しかし、このようにして、興味のない勉強、試験のために義務として覚えることは、非効率な勉強で、個人差がありますが記憶力が低下します。特に、長期の記憶力が低下します。それで、ついには努力の成果がないので、諦めてしまう場合もあります。
つまり、問題は、学習のスタートである興味や関心のないことを、学生さんやまわりも、気にしないで勉強を行うこと、また、途中から興味や関心がわかないことにもあります。これは、大変もったいないことです。このようにして、学力が伸びない場合は、少し時間がかかっても、今の勉強を、自らが興味や関心をもつことが大切です。勉強はつらい部分もありますが、興味や関心をもつところもあるはずです。
私は、個別指導の家庭教師の経験から、実力はあるのに、学習に消極的になり学力が伸びないことも多く遭遇します。また、逆に実力が低かったが、興味をもつようになり学力が伸びる場合もありました。興味や関心を高めること、その前向きの学習が学力向上のポイントと思います。